夜泣き石
- 2016/08/16
- 16:20
静岡には、遠州七不思議なるお話がございます。
そのうちの一つ、小夜の中山 夜泣き石。
夜になると泣くという伝説があるようです。
怪談のようですこし怖いですが、気になります。
小夜の中山は静岡県掛川市に位置する峠。
ロシュくん連れて、こちらに行ってみました。

小夜の中山には2つの夜泣き石がある模様。
一つ目は。
国道1号小夜の中山トンネルの手前。

観光地のようです。
すこし階段を上がるとありました。
ひとけはまったくありません・・・

夜泣き石の伝説
むかしむかし
小夜の中山に住む妊婦さんが丸い石にもたれて休んでいたところ、
刀をもった山賊に斬り殺されてしまいました。
しかし石にもたれていたおかげで、
刀の先が石にあたりお腹までは斬られず
お腹の赤ちゃんは無事でした。
このままでは赤ちゃんが死んでしまうのて、婦人の魂は丸い石にのり移り
泣き続けることで、助けを求めました。
近くのお坊さんが泣き声に気がつき、
赤ちゃんを無事にお寺へ連れ帰ることができました。
お乳がないので住職は、水あめをつくり育てることにしました。
子供は音八と名付けられ、
刀の研ぎ師になりました。
あるとき、音八のもとへ一人の侍が刀を研いで欲しいとやってまいりました。
音八は刀の刃こぼれを見つけ、
侍に尋ねてみると、
若い頃、遠州の山中で石に当てたときの刃こぼれであると語りました。
音八は侍と、長い年月胸にあった思いを語り合い、亡き母の御魂を休めたということです。
亡き母の仇の刀を研ぎ直したのでしょうか?
つづきが気になるところです。
こちらの石には、刀の傷のようなものも本当についておりましたので、思わず手を合わせてしまいました。

言い伝えでは、
「夜泣き石」を東京で見せ物にする興行が失敗し、焼津に置き去りになっていたものを地元の人々が今の場所に運んだとのこと。
見世物にするということは、本当に石から泣き声が聞こえていたのでしょうか。
もう一つの夜泣き石は、
久延寺境内にあります。
こちらは、供養のためで本来の夜泣き石ではない模様。

こちらに書かれている伝説は、
先ほどのお話とは少し違いがありました。
研ぎ師になったある日、音八は侍の刀を見て刃こぼれしている理由を尋ねると、侍はは「去る十数年前、小夜の中山の丸石の附近で妊婦を切り捨てた時に石にあたったのだ」と言ったため、音八はこの客が母の仇と知り、名乗りをあげて恨みをはらしたということである。
となっておりました。
こちらの方が心情的にすっきりです。
とても悲しい物語でした。

久延寺の横には、名物 子育飴が売っておりました。
ここ、扇屋さんは約300年も続く老舗だそうです。

飴といっても、水飴です。
砂糖を一切使わず、昔ながらの製法です。
お店の方が丁寧に練ってくれます。

とても綺麗な琥珀色の水飴。
ロシュくんもひれ伏すほどです(^ ^)
とても美味しくいただけました。
ごちそうさまです。

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そのうちの一つ、小夜の中山 夜泣き石。
夜になると泣くという伝説があるようです。
怪談のようですこし怖いですが、気になります。
小夜の中山は静岡県掛川市に位置する峠。
ロシュくん連れて、こちらに行ってみました。

小夜の中山には2つの夜泣き石がある模様。
一つ目は。
国道1号小夜の中山トンネルの手前。

観光地のようです。
すこし階段を上がるとありました。
ひとけはまったくありません・・・

夜泣き石の伝説
むかしむかし
小夜の中山に住む妊婦さんが丸い石にもたれて休んでいたところ、
刀をもった山賊に斬り殺されてしまいました。
しかし石にもたれていたおかげで、
刀の先が石にあたりお腹までは斬られず
お腹の赤ちゃんは無事でした。
このままでは赤ちゃんが死んでしまうのて、婦人の魂は丸い石にのり移り
泣き続けることで、助けを求めました。
近くのお坊さんが泣き声に気がつき、
赤ちゃんを無事にお寺へ連れ帰ることができました。
お乳がないので住職は、水あめをつくり育てることにしました。
子供は音八と名付けられ、
刀の研ぎ師になりました。
あるとき、音八のもとへ一人の侍が刀を研いで欲しいとやってまいりました。
音八は刀の刃こぼれを見つけ、
侍に尋ねてみると、
若い頃、遠州の山中で石に当てたときの刃こぼれであると語りました。
音八は侍と、長い年月胸にあった思いを語り合い、亡き母の御魂を休めたということです。
亡き母の仇の刀を研ぎ直したのでしょうか?
つづきが気になるところです。
こちらの石には、刀の傷のようなものも本当についておりましたので、思わず手を合わせてしまいました。

言い伝えでは、
「夜泣き石」を東京で見せ物にする興行が失敗し、焼津に置き去りになっていたものを地元の人々が今の場所に運んだとのこと。
見世物にするということは、本当に石から泣き声が聞こえていたのでしょうか。
もう一つの夜泣き石は、
久延寺境内にあります。
こちらは、供養のためで本来の夜泣き石ではない模様。

こちらに書かれている伝説は、
先ほどのお話とは少し違いがありました。
研ぎ師になったある日、音八は侍の刀を見て刃こぼれしている理由を尋ねると、侍はは「去る十数年前、小夜の中山の丸石の附近で妊婦を切り捨てた時に石にあたったのだ」と言ったため、音八はこの客が母の仇と知り、名乗りをあげて恨みをはらしたということである。
となっておりました。
こちらの方が心情的にすっきりです。
とても悲しい物語でした。

久延寺の横には、名物 子育飴が売っておりました。
ここ、扇屋さんは約300年も続く老舗だそうです。

飴といっても、水飴です。
砂糖を一切使わず、昔ながらの製法です。
お店の方が丁寧に練ってくれます。

とても綺麗な琥珀色の水飴。
ロシュくんもひれ伏すほどです(^ ^)
とても美味しくいただけました。
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